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  • こんにちは。草津市会議員団です。

    2017年9月議会 決算認定議案に対する安里政嗣市議の反対討論

    [2017.9.29] -[議会報告]

    日本共産党草津市議団の安里です。先ほどの決算審査特別委員会委員長報告のうち、議第64号・65号・69号・70号の4議案に対し、反対の立場から討論させていただきます。

     

     まず初めに、議第64号平成28年度草津市一般会計歳入歳出決算について述べます。

    平成28年度も工場等設置助成金が支払われています。助成件数は平成27年と比べ2件増の8件、助成金額も平成27年度の6079万1千円と比較し、2415万円増の8494万9千円となっています。

     補助金の要件として、投下された固定資産額が中小企業で5千万以上、大企業で5億円以上とする、市の経済活性化または地域振興に資することが期待できるものとして市長が指定するもの、とあります。

     助成は5年間にわたって行われるにも関わらず、雇用の拡大等について市が詳細な把握をしていないということですが、市として企業立地促進助成制度の目的である地域経済の活性化や雇用創出について、この助成によって結果がどう出たのか把握するべきと考えます。助成金の要件として、せめて雇用の拡大を義務付け、報告を求める事が必要ではないでしょうか。加えて、中小・零細企業への積極的な支援施策が求められていると考えます。

     

     

     同和事業について述べます。

    市議団の集計で平成28年度に執行された同和予算は4億5407万円となっています。

    人権啓発事業の中で、未だに「同和特別扱い」が継続されています。人件費が主であり、隣保館を除いては、教育啓発の予算が主となっています。

     橋岡・新田両会館での相談事業についても、橋岡会館での人権に関する相談が0人、新田会館における延べ相談人数1829人のうち、人権に関する相談は延べで24人、実数は4人という報告を受けました。相談の内訳は福祉保健や教育などがほとんどであります。指定管理の西一会館と常盤東総合センターでの「人権」にかかわる相談については、成果に関する説明書にあるように集計もされていません。

     住民の相談は日常生活上の福祉・保健・教育・就労が主であり、隣保館のある地域とない地域での間に違いはありません。この点でも同和問題を特別扱いすることが誤りであることを明白にしているのではないでしょうか。

     

     

    住宅管理費においては、住宅に困窮している一般市民が入居することのできる市営住宅数は347戸であると答弁がありました。この戸数は2年前の決算委員会での答弁から変化がありません。様々な手法での市営住宅の整備を求めるものです。決算委員会では不正入居の世帯は28戸あり、法的措置を取り対応していると答弁がありました。違法な入居状態に対しては、法的措置を含め、毅然とした対応を強く求めたいと思います。ただ、生活困窮等明らかに経済的に厳しい状態にある世帯に対しては、家賃の減免や免除、徴収猶予などの制度を案内するなどのサポートもお願いしたいと思います。

     

     

    議65号 平成28年度草津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について述べます。国民健康保険の加入者は高齢者・非正規労働者など低所得の方が多く、本市においても年間世帯所得が200万円以下の世帯が加入者の大半、約7割を占めています。国民健康保険は命を守るセーフティーネットです。県広域化を目前にしていますが、引き続き市として保険料軽減への取り組みの継続と、国や県に対して、被保険者の負担軽減をするための支援を求める必要があると考えます。

     

     

    議69号 平成28年度草津市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について述べます。

    高齢化が進む中で、介護だけでなく、福祉、医療など多くの相談事業を始めとした地域包括支援センターの働きは非常に重要なものであると考えます。地域包括支援センターの人員配置について、欠員がでた場合、市の責任での職員の補充をするなどの対策を要望します。

     

     

    議70号 平成28年度草津市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について述べます。この制度に対しては「年齢で高齢者を区分する」制度であり、廃止を求めてきた立場から反対します。高齢者にとって保険証を取り上げられることは命に直結する事態を招く危険性が高いといえます。本市において資格証の発行されていないことは評価できるものです。今後も滞納されている方には問題の解決に向け寄り添い、慎重な対応を継続される事を強く期待します。

     

    以上、4議案に対する反対討論とさせていただきます。